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「外見で人を判断しないのは愚か者である」(オスカー・ワイルド) 実に的を射た言葉だ。 私は、「人間は顔ではない」という人間を信用しない。 全くもって浅はかで陳腐な意見だ。 こういう科白を吐く奴は、よっぽど善人になりたい人間か、そうでなければ全くお洒落に興味がない人間だ。 デブはいい人、美人は性格が悪い、というのは偏見に他ならない。 ウソップ物語だ。 むしろ、外面にコンプレックスをもってるがために、性格が悪い人がいるのも事実だろう。 自分が思うほど他人は不細工だと思っていないのに、自分はブスだと思い悩み、必要以上に拘泥し、卑屈になるタイプだ。 立ち居振る舞い次第で美人かブスかの判定はいとも簡単に変わる。 なのにそういった努力をせず、自分はブスだからとただ僻むのは、外面どうこうよりも、まず性格が問題だ。 まず努力をしろと声を大にしていいたい。 そして「私、可愛くないから」「こんな顔だから」とは、思っても言うな。 言われた方が対処に困るからだ。 他人の気持ちを慮れない、反応を予想できてない、極めて独りよがりな発言だ。 だからブスなのだ。 ファッションやメイクテク、仕種、表情、話し方など、研究と努力を重ねてなお外貌にコンプレックスがある者のみがそのコンプレックスを口にすることが許されるのだ。 この世の中、往々にして美しい外貌の人が徳をする。それは事実だ。 しかし、持って生まれた顔立ちはあれど、一定の年齢を重ねたら自分の人となりが外面にでると私は思っている。 例え顔立ちは美しくとも、内面に問題があればそれは表情や話し方に現れる。 顔がイマイチでも、内面が磨かれていればそれはやはり顔にでる。 やはり、内面というのは発露して目に見えてしまう。 その意味でも、やはり、外見力は大切だ。 人間、年齢を重ねたら自分の顔に責任を持つべし。
by thihayaburu
| 2005-01-29 22:30
| ひとりごと
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